sentimental

「風景の中に、自身の内面と、他者が感情を介入できる余白を映し出す」ことを主題としたSeries作品である。
近年は、すいCREATORSのメンバーである松島咲月が、その余白に絵を描いたものを出展することが多く、単独作品として出展することは少ない。

今作は、すいCREATORSが(仮想)みずとつちの芸術祭-新潟-2023に出展する作品の題材として、松島咲月に提供した4連作品’emotional’を再加工し、別作品として仕上げた。

“これまで少し離れたところにあると思っていた闇が、まるで影のように生まれた時から自分の足に結び付けられていた。今になってその事実を知り、それと対峙した時に、どうにも表現できない複雑な思いが込み上げてきた。それは今も心に絡まっていて、言語化さえもできずにいる。そのことに困惑し、感傷的になっている今の気持ちを映す”

(撮影地:松浜)

fumiyukihiraiwa

本名は平岩史行。活動内容によって名義を変えている。
fumiyukihiraiwa名義は、写真・映像・小説等の作品を制作する時に使用することが多い。

写真作品は主に「風景の中に、自身の内面と、他者が感情を介入できる余白を映し出す」ことを主題としたものや、植物の造形美を意図しない形で捉えるために画面を見ずに下から見上げるように撮影するものがある。
前者は、すいCREATORS作品として提供することが多く、2021年以降の(仮想)みずとつちの芸術祭のフライヤーの表紙や、同芸術祭や亀田Art & Lightの展示作品として発表している。後者は、今芸術祭の「ディレクター日記」(Facebookおよび『みずとつちの芸術祭‐新潟‐2023』ホームページのBLOG)で見ることができる。

fumiyukihiraiwa名義での作品発表は近年行ってこなかったため、久しぶりの発表となる。

関連イベント

タイトルとURLをコピーしました