ごあいさつ

(仮想)みずとつちの芸術祭は「芸術祭を市民の手で行うとしたら」という試みであり、そのために、様々なものを組み合わせたり、掛け合わせたりして、あたかも芸術祭が存在しているかのように表現する企画です。つまり、この芸術祭自体が1つの作品です。

この試みは2020年から始め、それ以降毎年開催を続けて、今年で4回目となりました。毎年新たな挑戦をし、変化を続けるこの企画は、確実に成長を続け、今年も変化しています。

今年は、私個人の諸般の事情により継続できなかったものもありますし、準備が間に合わなかったため今回開催を見送ったものもありますが、会期中に進行するプロジェクトや、新たな展開を行うための企画もあります。

また、今年は開催趣旨を改め、この企画が目指すものを明確にしました。

「市民の手で新しい形の芸術祭を行う」ために、その担い手を増やすために、今年も試みます。ぜひ、作品やイベントなどを通じて、新潟や「新しい形の芸術祭」を感じていただければと思います。

結びに、開催にあたり、協力してくださった企業・団体・個人の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

(仮想)みずとつちの芸術祭‐新潟‐2023
総合ディレクター  平岩 史行

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