第二部:8/11~9/25

光の数だけ
魂(あなた)の還る場所 それは宙(そら)
魂(あなた)が近しいと感じた
この棚田の場所
流れに乗って遊びにきた魂(あなた)
今もずっと絶えず光っている

新潟の土器
「みずとつち」ということで、信濃川流域から見つかった新潟市でも出土した有名な火焔型土器をテーマに表現。5000年前にこの辺りで集落がある人の生活が続きてきたということで焔の暖かみと現代人の日常を組み合わせてイメージの絵を制作。
...

《迎》
新潟市内で絶滅した魚類【トミヨ】による盆踊りは、他の絶滅種を現世に迎え入れる契機を与えてくれるものである。知らぬ間に失くしていたもの・記憶から抜け落ちて忘れ去られたものを、掬い上げる時間にして欲しい。そうして迎え入れたものを、各々...

水流
水の音を聞いていると、景色と自分とが一体化して、境がなくなるような錯覚を覚えます。そんなイメージを少女に込めました。

新潟-金魚-
金魚の鰭には新潟を象徴する海と北前船を取り入れたデザインに。そして、移り変わる新潟の景色をこの作品にぎゅっとまとめました。春から冬、朝から夜まで様々な表情を魅せてくれる新潟を楽しんでください。

自然と
新潟大学内の駐車場に生えていた草を、クレヨンで描きました。そこは観光名所でもなければ、珍しい植物が生えているわけでもありません。ただ、土と水が偶然出会ったことで、その草はそこに生えています。そうしためぐり合わせで現れた自然が、たと...

新潟の自然
新潟は、桜や果物、紅葉や雪など、四季折々の姿を見せてくれる。それは、水や土地に恵まれた新潟の特色であり、自然からの贈り物だ。私は、美しい故郷である新潟の四季を描くことで、懐かしさを表現した。あの日見た自然は、今も人々と共存している...

life
今作は、fumiyukihiraiwaが第1部に出展した4連作品‘sentimental’に関連する作品である‘emotional’に、松島咲月が作画し、新たに‘life’と名付け、別作品として仕上げた。
以下は、松島咲月に...

猫は液体
新潟市内の砂(海岸の砂や大学内の砂など)を使って水の絵を制作。大地と水が繋がって循環していることをイメージして作品制作に取り掛かった。水と土の繋がりをコンセプトに、一部に砂を使い、自然とそれに溶け込む動物(猫)を描く。水、土、砂の...

花と少女
日本画にて、自然から育つ花と人を掛け合わせた作品を制作。月の光に照らされ、夜の闇の中でも美しく輝く薔薇と少女の表現に力を入れている。新潟の緑の自然に触れ合う少女を伝統的な日本画の画材を使用し、揉み紙した和紙の上に描く。時を超えた日...

阿賀追想
1982年5月から約3年半、後藤正明氏が撮影した新潟水俣病に関する写真の一部を紹介し、過去と今に触れる。

流水不息
流れる水は止まらない
みずとつちの芸術祭という名前にゆかりのある言葉から考え選び、楷書や行書に比べて、絵画的なもので、造形的なものを表現しやすいため、篆書(古代文字)という判子に用いている複雑な書体を使う
現代の日常生...